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園長挨拶/運営方針/理念/倫理綱領

ごあいさつ

社会福祉法人恩賜財団済生会は1911年(明治44年)に明治天皇の「恵まれない人々のために施薬救療による済生(命を救う)の道を広めるように」との済生勅語に基づき、生活困窮者への医療と福祉を提供することを目的として設立されました。

現在、済生会は全国に124の老人福祉施設を有し、大阪府下では9つの特別養護老人ホームを運営しています。1988年(昭和63年)4月に開園した当園は大阪府済生会野江医療福祉センターの併設施設として、現在、施設入所事業(100名)、短期入所生活介護事業(8名)、通所介護事業(18名)等を運営しています。

今後、団塊の世代が75歳を迎え、その割合が4~5人に1人となる2025年の超高齢化社会を間近に控え、当園の果たす役割はさらに重要になると考えています。

一方で、2020年(令和2年)初頭より新型コロナウイルス感染症が出現し、現在、第3波が拡大している中、高齢者施設における最優先課題は、感染防止対策の徹底です。

幸いにもセンターの基幹施設として、急性期医療を提供する野江病院があり、その感染防止対策部の的確な指導により徹底した感染防止対策を図ることができています。

当園では理念の一つとして、「優しさと安全」を掲げており、新型コロナウイルスを始めとする感染症に対する万全の感染防止対策による安全と安心を担保することで、利用者の方々には、住み慣れた地域で心和やかな生活を送っていただけるように同じベクトルで全職員が取り組んでまいります。

2021年(令和3年)2月1日

運営方針

介護が必要になった高齢者を社会全体で支えるしくみとして、2000年(平成12年)4月1日から施行された社会保険制度が「介護保険制度」です。施行後、20年の経過とともに高齢化は進み、現在では総人口の28%を超えて「超高齢社会」となっています。更には団塊の世代が75歳を迎える2025年には、4~5人に1人が後期高齢者(75歳以上)という「超・超高齢社会」に突入すると考えられています。

当園ではこれらの中で介護を必要とする方々に対して、生まれ育った住み慣れた環境にできる限り近い状況の中で自立生活の支援を行い、安心して生涯を過ごしていただけることを第一の運営方針としています。

介護保険制度で利用できる福祉サービスは利用者の方々の誰もが自分自身の希望に沿って、施設やサービスを選択し、契約することで始まります。われわれ職員は、食事、排泄、入浴の介護や衣服の着脱、移動、体位交換の介護など、そして何より心の介護を提供して参ります。

理念

  1. 利用者様中心
    利用者様へのサービスを第一義とする。
  2. 優しさと安全
    優しさと安全は介護の原点と心得、実践に努める。
  3. 地域貢献
    近隣住民と連携し、地域の福祉・介護に貢献する。
  4. 和と向上心
    職員間の和を図り、常に自己の向上に努める。
(平成18年1月1日 制定)

倫理綱領

  1. 施設の使命
    城東園は済生会精神に基づき近隣地域と連携し、地域で高齢者が安心して 生活を送ることができる拠点施設になることを使命とします。

  2. 利用者様の人権と尊厳の尊重
    私たち職員は、利用者様の人権の擁護、尊厳が維持されるよう公平・公正なサービスの提供を行い、個人情報やプライバシー等の守秘義務を徹底します。

  3. 利用者様中心のサービス提供
    私たち職員は、利用者様の意向、意思を尊重し、その価値観や生活習慣に基づいた生活が維持されるよう、利用者様中心、利用者様本位のサービス提供に努めます。

  4. 地域社会への貢献
    城東園は、地域社会の一員としての自覚を持ち、近隣住民と連携し、福祉・介護の研修会・講演会の開催、ボランティアの受け入れ、地域防災訓練、地域の町会・民生委員との懇談等、福祉・介護関連分野の交流を強化し地域に貢献します。

  5. 職員の和と専門性の向上
    介護の原点は「優しさ」と心得、又、正しい知識と確実な技術の実践が「安全」を担保します。私たちは、質の高いサービスを提供するよう、職員の「和」を醸成し研修・研鑽に努め、全職員、その専門性の向上を図ります。
(平成18年1月1日 制定)

 

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