施設入所
施設入所(特別養護老人ホーム)
介護保険事業所番号2774400192
定員100名の「介護保険法」に基づく介護老人福祉施設です。日常生活を送るうえで常時介護が必要な方で、在宅(家庭)での生活が困難な40歳以上で介護認定を受けられている(要介護3~要介護5)方にご利用していただける施設です。
当施設は昭和63年開設であり現行の特別養護老人ホームとは違い一人当たりの居住スペースも広くありませんが、ご利用されている入所者の方に「家庭的な温もりのある施設」を心がけています。
サービス方針
(1)生活指導について
家庭的な生活の場とするため、個別的ニードを深く追求し、適切なサービス計画を作成します。具体的な日課、月間予定表・年間行事を組み、日常生活の中では高齢者との対話グループ活動や離床の推進、作業療法による残存機能の維持・回復を図るとともに家族との連携調整を推し進めます。
(2)介助と介護
介護職員によってサービス計画に基づき、日常生活における食事・排泄・入浴等の介助を行います。また看護の知識をも備えて健康の維持・疾病の予防や精神的な支えとなって入所者の人間性や自主性を取り戻して頂けるよう配慮した介護を行います。
(3)食事
入所者のみならず食事は生活の中で重要な関心ごとであり、家庭的な雰囲気の中でバラエティに富んだ食事サービスを行います。適温適時を心掛け、個人の嗜好に沿った献立・食品の選択・内容の工夫を通じ「待ち遠しい食事」献立を作っていきます。また栄養ケアマネジメントにより健康の基礎となる食事(栄養)管理を実施します。
(4)保健衛生と医療
定期的な健康診断は勿論のこと、園内に医務室・静養室を設けて様態の把握に努めます。協力病院である大阪府済生会野江病院にて24時間の医療支援、定期的な往診(内科・脳外科・精神科)、近隣歯科とも連携をとり健康の増進・維持また口腔ケアを行います。また個々の健康相談等を通して適切な健康管理を行います。
重度化対応体制として入所者に対しては看取り指針の基「入所者の意思決定」を第一に協力病院及び他職種と連携を図り看取り介護等を実施し安心・安楽な生活援助をしていきます。
(5)機能回復訓練と日常生活訓練
理学・作業療法士またはその指導を受けた看護職員・介護職員・相談員によって医師・理学療法士等の指導の基に日課(サービス計画)を定めた訓練を行い、衰えた機能の回復または低下を防ぎます。
(6)教養と娯楽
趣味や特技の多彩な高齢者にとって、レクリエーションやクラブ活動は人間性回復の上大切なものです。誕生会や四季それぞれの行事・記念日行事を実施することによって社会との関連をつなぐとともに、ゆとりある日々を過ごせるような施設として様々な機能と用具を備え活用して頂きます。
(7)家族会
入所される方にとって、家族とのつながりは大変励みなりますので「家族会」を設立し、定期的な会合を開催し日常生活の世話を介護職員と一緒にしながら、入所者を励ます等家族関係を継続して頂きます。
年間行事
月 |
園内外活動行事 | 食事に関する行事 |
---|---|---|
4 |
観桜会(地域散策) | |
5 |
こどもの日(特別献立)・ホーム喫茶 | |
6 |
お好み定食(選択食)・嗜好調査 | |
7 |
七夕祭り(演芸) | ホーム喫茶・七夕晩餐会 |
8 |
納涼祭(踊り) | 納涼祭(模擬店)・お好み定食(選択食) |
9 |
敬老祝賀会(演芸) | 敬老晩餐会・おはぎ作り |
10 |
運動会 | たこ焼き |
11 |
文化展 | お好み定食(選択食)・ホーム喫茶・嗜好調査 |
12 |
クリスマス会(演芸) | クリスマス晩餐会 |
1 |
新年祝賀会 | おせち料理・ホーム喫茶 |
2 |
豆まき(節分) | |
3 |
おはぎ作り・ホーム喫茶 |
毎月の行事として「誕生会」・「歌声喫茶」・「クラブ活動」等があります。
行事を通じて社会性または、四季の変化を感じて頂き生活を実りあるものにしていきます。
クラブ活動
華道クラブ | 生け花を活けることによって精神的な安定感を得て生きがいのある豊かな老後と生活のゆとりを実感するとともに感性を引き出す。 |
---|---|
書道クラブ | 個人の持っている能力を皆と楽しみながら生かせるよう練習し作品を展示することにより個性を引き出す。 |
手作りクラブ | 年間を通じて室内装飾を作成し四季を感じ共同作品の完成を目指す。 |
園芸クラブ | 園の緑化及び暮らしを彩ることに重点を置くとともに草花を育てることにより四季の移り変わりが実感でき また生命の尊さを学ぶ。 |
民踊クラブ | 民踊を通して高齢者の感性を引き出すなどの残存能力の保持を図る。 |
歌声喫茶 | 回想療法の一環として昔なつかしのナツメロ等を合唱する事により身体の活性化を図る。 |
日課表
時間 | 活動内容 |
---|---|
6:30 | 起床 |
8:00 | 朝食 |
9:30 | 朝の体操・今日の行事紹介・レクリエーション |
10:00 | 余暇活動 |
12:00 | 昼食 |
13:30 | 入浴(曜日によって一般浴と機械浴の日があります) 余暇・クラブ活動 |
15:00 | おやつ |
18:00 | 夕食 余暇活動 |
21:00 | 消灯 |
男性浴 … 水曜日・土曜日 女性浴 … 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・日曜日 |
入所申込のご案内
直接施設へ申し込みください。入所できるのは「要介護3」からとなっております。
申込用紙等の必要書類は当園へ「取りに来ていただく」か「郵送させていただく」かのどちらかになります。必要書類作成後、当園へ持参して頂きます。その際は担当まで一度連絡してください。来園日を調整させて頂きます。
当園担当者にて書類の確認及び説明・ご本人の状態等の確認をさせて頂きます。説明等に少々時間がかかりますのでご了承下さい。
必要書類として
- 施設申込書兼台帳
- 入所選考調査票
- 介護保険被保険者証
- 要介護認定調査票の基本調査
- 直近3ヶ月分のサービス利用票(写)
- サービス利用票別表(写)
- 各医療機関発行の診療情報提供表…(必須書類ではございません)
※1.についてはご本人または、ご家族・代理人の方が記入して下さい。
※2.に関しては居宅担当ケアマネージャー又は施設(病院等)担当ケアマネージャーに記入して頂いて下さい。
施設利用料
(1)基本料金
【1】利用料金
介護老人福祉施設(1日あたりの負担額)
状態区分 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
要介護1 | 632円 | 1,263円 | 1,895円 |
要介護2 | 707円 | 1,413円 | 2,120円 |
要介護3 | 785円 | 1,570円 | 2,355円 |
要介護4 | 860円 | 1,720円 | 2,580円 |
要介護5 | 934円 | 1,868円 | 2,802円 |
加算(1日あたりの負担額)
加算 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
日常生活継続支援加算(Ⅰ) | 39円 | 77円 | 116円 |
看護体制加算(Ⅰ)ロ | 5円 | 9円 | 13円 |
看護体制加算(Ⅱ)ロ | 9円 | 17円 | 26円 |
個別機能訓練加算(Ⅰ) | 13円 | 26円 | 39円 |
夜勤職員配置加算(Ⅰ)ロ | 14円 | 28円 | 42円 |
精神科医療養指導加算 | 6円 | 11円 | 16円 |
介護職員処遇改善加算(Ⅰ) | 利用単位数の14% |
加算(1月あたりの負担額)
加算 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
科学的介護推進体制加算(Ⅱ) | 54円 | 108円 | 161円 |
協力医療機関連携加算 | 108円 | 215円 | 322円 |
個別機能訓練加算Ⅱ | 22円 | 43円 | 67円 |
必要に応じた加算
加算 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
口腔衛生管理加算Ⅱ | 118円 | 236円 | 336円 |
加算(入所時1回限り)
加算 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
安全対策体制加算 | 22円 | 43円 | 65円 |
必要に応じた加算
加算 | 負担額 | ||
---|---|---|---|
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
療養食加算 | 7円 | 13円 | 20円 |
看取り介護加算(1) | 78円 | 155円 | 463円 |
看取り介護加算(2) | 155円 | 309円 | 463円 |
看取り介護加算(3) | 729円 | 1,458円 | 2,187円 |
看取り介護加算(4) | 1,373円 | 2,745円 | 4,117円 |
初期加算 | 33円 | 65円 | 97円 |
外泊・入院時費用 | 264円 | 528円 | 792円 |
注)上記金額は目安の金額であり、表の金額の合計と実際の料金とは一致しない場合があります。
【2】食事の提供に要する費用(1日あたり)・居住費にかかる費用(1日あたり)
利用者 負担段階 |
主な対象者 | 預貯金額等 (夫婦の場合) | 食費 | 居住費 |
---|---|---|---|---|
第1段階 | 生活保護受給者・世帯全員が市町村民税非課税で、老齢福祉年金受給者 | 1,000万円 (2,000万円)以下 |
300円 | 0円 |
第2段階 | 世帯全員が市町村民税非課税で、年金収入金額+合計所得金額が80万円以下の方 | 650万円 (1,650万円)以下 |
390円 | 430円 |
第3段階① | 世帯全員が市町村民税非課税で、年金収入額+合計所得金額が80万円超120万円以下の方 | 550万円 (1,550万円)以下 |
650円 | 430円 |
第3段階② | 世帯全員が市町村民税非課税で、年金収入額+合計所得金額が120万円超 | 500万円 (1,500万円)以下 |
1,360円 | 430円 |
第4段階 | 第1段階~第3段階以外の方(課税世帯) | - | 1,780円 | 915円 |
※入院中又は外泊中は、居住費をご負担いただきます。
ただし、入院又は外泊のベッドを短期入所生活介護又は、
介護予防短期入所生活介護に使用する場合は、その間の居住費はご負担いただくことはありません。
※上記【2】の料金は、いずれも厚生労働省が示す負担限度額と基準費用額です。
(2)その他の料金
【1】理美容費 … 散髪代金 実費負担にてお願いします。
【2】その他 … レクリエーション費用、買い物サービス費用、経口補水液は実費となります。
【3】預り金管理費 … 月額2,000円を徴収します(月途中入退所も同額を徴収します)。
(3)高額介護サービス費
利用者負担段階区分 | 上限額(月額) | 利用者負担段階区分 | 上限額(月額) |
---|---|---|---|
年収約1,160万円以上 | 140,100円 (世帯) |
市町村民税非課税世帯 | 24,600円 (世帯) |
年収約770万円以上 約1,160万円未満 | 93,000円 (世帯) |
市町村民税非課税世帯で本人の合計所得金額と公的年金等収入額が80万円以下・老齢年金受給者 | 15,000円 (個人) |
年収約383万円以上 約770万円未満 | 44,400円 (世帯) |
生活保護受給者 | 15,000円 (個人) |
市町村民税課税世帯 | 44,400円 (世帯) |
面会時間について
面会時間は下記の通りとなっております。
入所者に対してのみの場合 | 午前10時30分 ~ 午後8時00分 |
---|---|
入所者の状態等職員へ確認したい場合 | 午前10時30分 ~ 午後6時30分 |
緊急を要する場合は面会・電話連絡など特に制限を定めていません。
協力病院について
昼夜(24時間)問わず、入所者に急変が生じた場合には下記の協力病院へ受診いたします。受診により入院の必要性が生じた場合には、協力病院での入院・治療となります。 原則、協力病院での入院・治療となりますが、協力病院の受入れが困難な場合には他病院での入院・治療となります。
名称 | 大阪府済生会野江病院 |
---|---|
住所 | 大阪市城東区古市1丁目3番25号 |
電話 | (06)6932-0401 |
入所申込、お問い合わせ
電話:06-6931-3825