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眼科

診療内容

網膜、硝子体疾患、緑内障、角膜疾患を専門とし、白内障、ぶどう膜炎、黄斑疾患を含め、眼科全般の診療を行っています。水曜日午後に網膜硝子体外来、レーザー外来を開設し、ステロイド注射や抗VEGF注射などの特殊治療は、月曜から木曜の午後にほぼ毎日行っています。
外来は初診の方以外、予約制です。非常勤を含め6名の医師が交代で診療しています。

当院では、成熟白内障、網膜剥離、糖尿病網膜症などの難治症例に対処できる最新の医療設備を整えています。早期手術の必要な症例は可及的に入院手術を行うことが可能です。入院ベッド数は20床以上と十分に確保しておりますので、患者さんの様々なニーズにお応えできます。
手術日は月・火・木曜日ですが、網膜剥離、緑内障発作などの緊急手術は、毎日随時行っています。

白内障は、片眼ずつ1泊2日や2泊3日で行うことが多いですが、お体の不自由な方、通院が困難な方や、ご希望される場合は、4泊5日の入院で両眼の手術することも可能です。その場合、通院回数が少なくてすみます。また、片眼ずつ日を分けて手術を行うよりも早く両眼の手術が済むため、より早期に眼鏡作成や社会復帰が可能となり、自分で洗顔したり洗髪したりできない期間の短縮も可能となります。

糖尿病網膜症

血糖値が高い状態が続くと、全身の毛細血管が傷み、網膜の血管も傷んできます。初期では網膜出血・毛細血管瘤などが起こり、進行して徐々に血管が詰まってくると、末期には新生血管という悪玉血管が生えてきて、増殖糖尿病網膜症や血管新生緑内障などの重篤な状態に陥ります。ここまで進むと失明の危険があり、現在日本の失明原因第3位となっています。主に、就労世代である30代~60代が重症化しやすく、より綿密な管理が必要です。
病期に関わらず生じる黄斑浮腫では初期でも視力が低下しますし、硝子体出血では急に視力が低下します。しかし、多くは無症状であることが多く、知らない間に病状が進行してしまって、症状が出た時には失明一歩手前となっている可能性があるため、自覚症状がなくても糖尿病の既往がある場合は定期的な眼科通院で眼底検査を行うことが重要です。必要に応じて精密検査を行い、薬物療法やレーザー治療・硝子体手術などの治療を行います。通常のレーザーに加えて、より低侵襲で痛みが少ないとされる、パターンスキャンレーザーも備えております。

緑内障

見える範囲(視野)が狭くなる病気です。一度見えなくなった視野は改善しません。ある程度進行するまで自覚症状がないため、検診で偶然見つかることも多く、症状を自覚した時にはかなり進行していることもあります。現在日本の失明原因第1位であり、早期発見早期治療が重要です。
治療目標は進行予防であり、まず点眼治療を行いますが、点眼をいくつか追加しても進行する場合には手術が必要となります。また、緑内障が安定していても、白内障が進行したときには、白内障手術と同時に緑内障手術も同じ傷口から行うことができるため、緑内障手術も併用することで、将来的に使用する緑内障点眼数を減らすことができます。定期的な眼圧検査、視野検査を行い、必要に応じて点眼や手術治療を行います。

黄斑前膜、黄斑円孔

網膜という眼の中のフィルムの中心部、黄斑という場所に、膜がはったり、穴があいたりして、ゆがんでみえたり、視力が低下してくることがあります。年齢とともに目の中のゲルが液化することで生じる加齢性の疾患ですが、放置にてゆがみや視力低下が進行するため、自覚症状が出現したら、手術治療を行います。

網膜剥離

初期には飛蚊症の増加や光がピカピカみえるという症状がでて、進行すると視野がかけたりみにくくなったりします。放置すると失明に至るため、緊急の手術治療が必要です。硝子体手術という方法と、網膜復位術という方法がありますが、症例に応じて選択をしています。どの方法でも、はがれた網膜がしっかり眼球に癒着するまでの2週間は、目の安静が重要であるため、入院での安静治療が望ましく、1週間~2週間の入院が必要となります。

角膜潰瘍

黒目の表面には角膜という透明なレンズがありますが、表面が傷つくと、痛みや流涙充血を生じて視力が低下することがあります。また、傷ついた角膜には感染が生じやすく、角膜の深いところまで病気が進行すると、難治性となって後遺症が残って視力が不良のままとなることがあります。様々な角膜の感染症に対して、原因検索を行って、適切な治療ができるよう対応致します。外科的治療が必要となった際には、関西医科大学附属病院と連携して、治療を行っていきます。

ぶどう膜炎

約半数が原因不明ですが、ベーチェット病、サルコイドーシス、Vogt-小柳-原田病、桐沢型ぶどう膜炎など、原因が特定できる疾患に対し、迅速かつ正確な診断を行い、治療を提供するよう心掛けています。ステロイド治療に反応が不良な硝子体混濁を生じた場合、診断的治療目的にて硝子体手術を行っています。

加齢黄斑変性

網膜という眼の中のフィルムの中心部、黄斑という場所に、年をとって障害が起きて著明な視力低下を生じるのが加齢黄斑変性です。欧米では失明原因の第1位で、日本でも最近増加して社会的な問題となっています。ものがゆがんで見えたり、視野の真ん中が黒ずんで見えたりしたら、この病気が疑われます。
当院では、造影検査・自発蛍光眼底検査・3次元眼底像撮影装置などを用いて的確に病状を判定し、抗血管新生薬による治療を行っています。さらなる検査や治療が必要であれば関西医科大学附属病院眼科の黄斑外来へご紹介しています。

手術

白内障

ご希望に応じて、治療内容を考慮して入院期間を決定しています。片眼治療は、1泊2日もしくは2泊3日になります。両眼に治療する場合、片眼治療後、いったん退院して数日後に再入院し治療を行うか、4泊5日の入院期間に両眼とも治療を行います。いずれの場合も、入院前に手術説明を受けて頂き、入院当日に手術となります。
手術は、小切開、無縫合での超音波乳化吸引術が主ですが、眼内レンズの縫着を必要とするような難症例も多く扱っており、いずれも良好な治療成績を得ています。

網膜硝子体疾患

裂孔原生網膜剥離、糖尿病網膜症や増殖硝子体網膜症に代表される難治性網膜剥離症に加え、黄斑円孔、黄斑上膜、黄斑浮腫を合併した網膜静脈閉塞症などの黄斑部手術、ぶどう膜炎による硝子体混濁などの症例まで当院で対応させていただきます。入院期間は、下向き不要の疾患(網膜前膜、黄斑浮腫、硝子体出血)で3-5日、下向きを要する疾患(黄斑円孔、網膜剥離など)で1-2週間です。

眼科専用手術室

当院では、小切開硝子体手術のシステムを採用しています。白内障・硝子体手術用機械2台(アルコン社製:コンステレーション、ニデック社製:CV30000)、眼底観察システム(カールツァイス社製:Resight)、手術顕微鏡(カールツァイス社製:Lumera T)を導入しています。

眼科

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患者の皆さまへメッセージ

社会からアイフレイルを減らして、長く健康な視機能を維持する事、そして同時に生活の質が向上できるようなスリムな医療を心掛け、「患者さんの生活に沿った医療」を第一の目標として、高い技術を提供できるよう、日々の診療にスタッフ一同取り組んでいます。
患者さんからも、当科へのご希望やご感想、改善点など、広くお声をお寄せいただければ幸いです。

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診療担当・日時

 
午前 B-9 大庭 前田 河合
B-8 松山 河合 松山 河合 中井
午後 B-9 (手術)
予約外来

網膜硝子体、
ぶどう膜炎、
黄斑外来

(手術) 予約外来
レーザー
B-8 中井

→休診・代診のお知らせ

お知らせ

月曜日が祝日の場合、眼科の午後の外来診察は、予約の方のみとさせていただいております。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご了承くださいますようお願いいたします。

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診療実績

手術件数

(単位:件)

  2021年
白内障手術(同時手術含む) 719
硝子体手術 52
緑内障手術 0
網膜復位術 1
その他 28
合計 800
レーザー光凝固 111
抗VEGF療法 451
後発白内障手術(YAGレーザー) 84

臨床試験について

→実施中の臨床試験

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スタッフ紹介

部長 嶋 千絵子 部長 嶋 千絵子
[専門医・認定医]
日本眼科学会(専門医・指導医)
医員 河合 まり子 医長 河合 まり子

[専門医・認定医]
日本眼科学会(専門医)

医員 松山 真弘 医員 松山 真弘

[専門医・認定医]
日本眼科学会(専門医)

医員 中井 美穂 医員 中井 美穂

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